佐世保市在住 Y様 ニッサン ラフェスタ 修理事例のご紹介です。
Y様、不注意によってブロックに擦ったとのことです。
左後ろの部分がへこんでおります。
このままだとすぐにサビが出てきてしまいます。
Y様、ショックで落ち込んでおられましたが
修理をすればキレイに本通りに直りますのでご安心ください。
まずはヘコミとキズの箇所を
ベルトサンダ-という機械を使って削り出します。
削り終わったら、スポット溶接機を使い
ヘコミを引き出していきます。
同時に鈑金ハンマーを使って、ハンマリングをし
ボデーを整形していきます。
整形が終わりボデーが形になったら
アルミパテといってアルミ素材の
パテをあてます。
パテというのは、簡単にいうと
粘土みたいなもので、自動車専用の補修材です。
専用のヒーターを使用して乾燥させます。
乾燥が済んだら、60~120番のペーパーを使用し
サンディングしていきます。
形を整えながら研いでいきます。
次にポリパテといって仕上げパテです。
アルミパテは粗いペーパーで削ったので
そのペーパーキズ、巣穴などを埋めるために
粒子が細かいポリパテをあてます。
またヒーターを使用し
180~400番のペーパーを使い
形を整形しながら、キズ消しも同時に行います。
バッチリ形も整ったら
次にサーフェーサーというサビ処理剤を塗ります。
3回に分けて塗りこんだら
またヒーターできっちり乾燥させます。
240~1200番のペーパーをかけて
サーフェーサーを研いでいきます。
次に塗装する面を足付けといって
隅々まで細めのコンパウンドで
磨いていきます。
いよいよ塗装の準備に取り掛かります。
養生といって塗装面以外を
専用の紙でボデーを覆っていきます。
塗装面以外に色が飛ばないように
細心の注意をはらいます。
養生が済んだら
特殊な液で塗装面を脱脂します。
まずはメタリックから吹きつけます。
黒の塗料は色のとまりが良いので
5回~6回ほど吹きつけます。
次にクリア塗装をします。
捨て吹きを1回して、本塗りを2回塗って
塗装は完了です。
専用のヒーターを使用して
乾燥させます。
乾燥が済んだらブツ取り作業にかかります。
ブツ取りとは、塗装をする際に
毛ボコリや小さいゴミなどが付着してしまうので
1200~1500番のペーパーを使って取っていきます。
次にバフ掛けといって
特殊なスポンジとポリッシャーを使用して
ツルツルに磨いていきます。
磨き作業が済んだら、養生紙を剥します。
磨き粉がボデーに残っているので
キレイに取り除き、エアブローして完成です。
最後に室内の清掃及び外装の洗車を済ませて
すべての作業は終了となります。
納車の際にキレイになったと喜んで頂き
大変良かったです。
今後もお客様に喜んで頂けるサービスを提供できるよう
スタッフ一同一生懸命頑張っていきます。
Y様、数あるボデーショップの中から自社を選んで頂き
ほんとにありがとうございました。