佐世保市在住 Y様 ホンダ フリード 板金塗装のご依頼。
左リヤドア、リヤフェンダー、ステップの
キズヘコミの修理になります。
まずはヘコミの深さ、キズの具合を入念にチェックいたします。
作業に取り掛かる際に、ボデーを浮かせて
安全に作業ができるようジャッキスタンドに乗せます。
今回は、ステップの損害が一番ひどいので
特殊な機械を使って、ボデーの修正に取り掛かります。
少しずつ、鉄板を出していって元の形に戻るように
引き出していきます。
この時、低い箇所を引き出しながら
高い箇所はハンマーで叩いていきながら
成形していきます。
ある程度、形が整ってきたら
アルミパテという特殊なパテをあてて
ヒータをあてて乾燥させます。
乾燥終了後はペーパーで研ぎながら
形を整形していきます。
次にポリパテという薄付け用の仕上げパテをあてて
また乾燥させます。
ここからはシビアなパテ研ぎが要求されます。
車に合わせてラインをきっちり出しながら
巣穴等がないか念入りにチェックしていきます。
最終確認が済んだら
サーフェーサーというウレタン塗料を塗ります。
この工程をすることによって、ペーパーの目消しに
パテとボデーを馴染ませる役目、防錆効果ももあります。
サーフェーサーを乾燥させてから
小さな目消し専用のパテを仕上げにあてます。
これもまた乾燥が済むと
400~1000番のペーパーで念入りに削っていきます。
綺麗にサーフェーサーとボデーを馴染ませて磨いたら
マスキング作業にうつります。
マスキングが済んだら塗装をします。
シルバーメタリック5~7回ほど吹きつけて
クリアー塗装をします。
この時点でピカピカにはなりますが
塗装をする際、細心の注意をはらってるにも関わらず
ブツといって、小さなゴミや毛ぼこりなどがボデーに付着してしまいます。
乾燥後、ブツ取りの磨きを致します。
1200~2000番のブツ取り専用のペーパーで磨いていき
ポリッシャーという特殊な機械で塗装面を磨いていきます。
この作業で塗料を締める効果もあるので、必須です。
あとはY様にお渡しする前に
作業した際に付いたホコリなどを除去し
室内清掃及び、洗車をしてすべての作業が完了となります。
納車の際、Y様も大変綺麗になったと喜んで頂くことができました。
車検のご予約まで頂き、有難う御座いました。
Y様、数あるボデーショップの中から自社を選んで頂き
本当に有難う御座いました。